山のアジサイ(ササユリがナビゲートします)
あちこちで
アジサイの話題がきかれます。
ちょっと標高の高いこのあたりで、
自生しているアジサイといえば、
ヤマアジサイ。
外側には、青みがかった大きな花びら、
内側には、濃い青色の細かな花??・・・
のように見えます。
青みがかった花びらに見えるのは、
本当は、ガク(愕)です。
大きくめだつガクに囲まれて、
小さな本当の花がありますが、
この花は実りません。
このような花を、装飾花とよびます。
内側の細かな花は、
正常に種をつけます。
5月29日のブログで紹介した
コガクウツギも、
アジサイの仲間です。
おなじ仲間のツルアジサイが
蔓を枯れ木に絡めていることもあります。
ツルアジサイによく似ているのですが、
特別に大きな一枚の装飾花をつけるのは、
アジサイとは親戚のイワガラミ。
アジサイの仲間は世界中に分布していて、
西洋アジサイ(ハイドランジア)として、
栽培されているものもありますが、
イワガラミの仲間は、
東アジアの特産です。
この時期、
クワの実が熟れています。
黒く熟れていて食べられます。
拡大してみると、
ブルーベリーの仲間だと
納得できますね。
ナビゲーターはササユリでした。