今日の、湯来町!! 120718 お待たせしました!! いよいよ、「美味しいコーヒーの淹れ方」
したたかです。
もう、8月だというのに
「今日の、湯来町!! 120718」のつづきです。
大変UP!!が遅くなりました。すいません。
前回は、こちら。
↓
今日の、湯来町!! 120718 ママチャリライダー、遂に街へ行く! その④ 神々しいサンドイッチ。
あれやこれやと、おいしそうな道草をバクバク食べながら、
利松公民館に到着したのは
講座開始、5分前。
吹き出る汗を拭こうと取り出した、手ぬぐい。
偶然にも、「豆しぼり」ならぬ「コーヒー豆しぼり」。
そんな、偶然もあるんですね。
汗を、拭き拭き、会場の教室へ。
さて、いよいよ本題の
「真空管アンプでジャズを聴きながら…
本格コーヒーの入れ方をプロに学ぶ」。
講師の藤岡繁朋さん(左)と山藤直樹さん(右)。
まずは、「コーヒーの淹れ方講座」。
今日は、自宅で手軽に淹れられる「ペーパードリップ」。
ペーパーフィルターの折り方から。
底辺部の折りしろを折り曲げて、側辺部を折りしろを
底辺部と互い違いになるように折ります。
いつも、自宅でやっているやり方と同じ…。
と、思いきや。
ここから、先がありました!!
側辺部の圧着部分を押して平らにし、もう一方の側辺部も平らに。
そして、底辺部の両隅のツノを内側に。
この説明で、わかりますでしょうか…。
つまり、こんなカンジになります。
ドリッパーの底の面にペーパーフィルターが
フィットして空気が均等に抜けるようになるんだとか。
「1、2杯のコーヒーを淹れる時は、
そんなに変りなく思えるかもしてませんが
3、4杯淹れる時は、その違いがはっきりでますから」
と、藤岡さん。
では、折ったペーパーフィルターをドリッパーにセットして…。
①粉を入れて表面を平らにならします。
② お湯を沸かします。適温は82℃~85℃。
高ければ苦味が強まり、低ければ酸味が強まるそうです。
お湯は沸かしたてを使うのがポイント!!
再沸騰させると、味が重たくなるそうです。
③ ゆっくり、中心から少し周縁部へと
お湯をのせるように注いでいきます。
フィルターからコーヒーがポタポタと落ち始めたら
お湯を注ぐのを止め、20~30秒蒸らします。
こうすることで、濾過層ができるんだそうです。
④ 中心から「の」の字を書くように細かくお湯を注ぎます。
このとき、周縁部ぎりぎりまでお湯を絶対注がないのがポイント!!
やってしまうと、せっかくの濾過層が崩れてしまうそうです。
⑤ 3回目に注ぐお湯は、粉面が少しくぼんだら
細かい泡がたくさん出るように注ぎます。
湯が落ち切ってからお湯を注いだりしないのがポイント!!
濾過層が崩れて抽出が損なわれるんだそうです。
⑥ コーヒーの成分は、3回目までの注湯で
ほとんど抽出されるので、
4回目以降のお湯は濃度と注出
量の調整とし、
スピーディーに行います。
⑦ お湯が落ち切る手前で、ドリッパーを上げます。
フィルター内の粉がきれいなすり鉢状になっていればOK!!
会場に、コーヒーのいい香りが漂ってきました。
コーヒーをいただきながら、
音響研究家の山藤直樹さんの、手作りの真空管アンプを使って
ジャズタイムへ…。
まだまだ、つづく。
では、また。