ボクチ(ササユリがナビゲートします)

ボクチってご存知ですか。

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いくつかの種類がありますが、

いずれも、

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葉の裏が白いのが特徴です。

こちらでは、
ウラジロと呼んで

山菜としていました。
ちょっと繊維が多いのですが、
春の芽生えはもちろん、
大きく育ってからも食べられます。

昔は、
茹でてから乾燥し、
長い繊維を取り除いて、
保存食にしたと聞きました。

これは、
大きな葉が切れ込んでいるので、

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キクバヤマボクチ。

ホクチというのは

火口のことで、
火打石で火を切るとき、
火種をこの繊維に落としてから、
そーっと吹いて、
火を熾していたといいます。

春に出てくるゼンマイの綿も、
火口に使ったのだそうです。

今の時期のゼンマイは、

110918_zenmai

こんな状態です。

ちなみに、
ワラビは、

110918_warabi

これです。

秋の野原に咲くのは

秋の七草ばかりではありませんね。

まもなくお彼岸。

稲刈りも始まっています。

コムラサキ(紫式部)も

110918_komurasaki

色付いてきました。

湯来の秋を楽しみに、
おいでになりませんか。

sasa

ナビゲーターはササユリでした。

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