湯来の山に今年はコブシが多いな~ と、思っていたら。コブシじゃなくて…。
こんばんは。
したたかです。
湯の山のしだれ桜を見に行くたびに、
今年は山に、白いコブシがたくさん咲いてるな
と気になってまして。
先日、湯の山のしだれ桜の桜守の竹下さんに
「今年はなんで山にあんなにたくさん
咲いてるんでしょうか。コブシが」
と、聞くと。
「ありゃ、タムシバじゃ。コブシじゃあない」
と、竹下さん。
えっ、タムシバ??
♪コブシ咲く~、あの丘、北国の、北国の春~。
じゃ、なかったんですね。
ボクの周りでも、「コブシがきれいじゃねぇ」
と、言う方が多かったんですが…。
じゃ、そのタムシバ。
コブシと、どこがどう違うんだろう…??
湯の山にお住まいに井本小夜さんに聞いてみると、
「花がついたときに、花のすぐ下に一枚葉っぱがついているのが、
コブシ。葉がついてないのが、タムシバ」
なるほど。
井本さん、ボタニカルアートを描かれているので
さすが、草木には詳しい。
「バ」がつくのに「葉」がつかないのが「タムシバ」と
覚えるといいかも。
「それから、葉っぱの裏側が白っぽいのが、タムシバ。
タムシバの葉っぱって、何と言えない甘い香りがするのよね」
タムシバという名も、噛むシバが転じてタムシバになったとか。
キシリトールのような甘さ、と言う方も。
そう聞くと、何としても「タムシバ」の葉を、
噛むシバしてみたくなりますねぇ。
残念ながら、今は、まだ花の時期なので
葉っぱが展開してくるのは、花が終わってからとか。
そのころ、山に登ります(忘れてなきゃ、いいですが)。
そうそう。
今日、家の周りをぶらぶら歩いていると…。
おっ! 筍。
おおっ!! ワラビ。
おおおっ!!! タラの芽。
さあ、春の山菜の季節到来ですよ。
湯来特産品市場館に春の山菜が並ぶのも
そろそろでは…。
では、また。