ネジバナとタマゴタケ(ササユリがナビゲートします)
街中でもみかけることがあるので、
「ゆたかな自然」
とは言いきれませんが、
ネジバナは日本に自生する
ランの仲間です。
一本の茎に多くの花が、
らせん状に並んでつきます。
右巻きと左巻き、両方があります。
拡大すると
ランの仲間だということがよくわかりますね。
ふるくからの名前は「捩摺(もじずり)」。
「捩摺」は、しのぶずり(忍摺、信夫摺)とも言って、
ねじれたような色模様をつける
染色方法だそうです。
指先でねじることを、捩(もじ)る
とも言いますよね。
まるで、赤い傘のキノコが
卵の殻から顔を出したようです。
早朝から傘を開きはじめますが、
どこからか甲虫がたくさん寄ってきて、
午後にはすっかり穴だらけになります。
虫に食べられる前に戴きましょう。
バターで炒めて
オムレツにすると美味しいですよ。
ナビゲーターはササユリでした。