マタタビの白い葉が目だつようになりました(ササユリがナビゲートします)
梅雨のあいだに、
木々の葉は
すっかり緑が濃くなって、
太陽が顔を出すと、
白い葉がヒラヒラするのが
目にとまります。
マタタビの蔓が
絡みついているのでしょう。
五日市からだと、
湯来に入ったあたり、
七曲がりの渓谷などで、
よく見られます。
葉が白く見えるのは、
表面のすぐ下に
気泡の層があるからです。
ですから、
白い葉も、裏がえしてみると
緑色です。
盛夏には気泡が消えて、
緑の葉になります。
秋のはじめになると
実をつけます。
塩漬けの未熟な実は、
ちょっと辛くて
おいしいそうですよ。
ハエの幼虫が入って膨らんだ
虫こぶのことを、
虫えいとか、
ゴールとか呼びます。
マタタビの虫こぶは
疲労回復の妙薬です。
疲れた旅人が服用して、
また、旅を続けたとか・・・。
健康のために、
虫こぶの焼酎づけを
愛飲する人もいます。
そうそう。猫が好きで、
猫にマタタビともいいますね。
ナビゲーターはササユリでした。