萩の花(ササユリがナビゲートします
山上憶良(やまのうえのおくら)が詠んだ
秋の七草。
最初に数えられるのが萩の花。
写真はマルバハギです。
花を良く見ると豆の仲間だとわかります。
莢(さや)の形がおもしろいのは
ヌスビトハギ。
莢には小さな毛が一面に生えていて
実が熟すると衣服にくっつきます。
これで犯人が判明するだろう・・・
というのでしょうが、かわいそうな名前です。
釣鐘状の青い花がたくさん着くのは
釣り鐘ニンジンの仲間です。
花びらの根元にある5本のガクは
尖がっていて縁にギザギザがないので
この花はフクシマシャジン。
春の若芽はおいしい山菜なのですが、
植物が減ってきているので
食べるのはもったいないですね。
クリの実が少し大きくなってきました。
昼間はまだまだ暑いのですが
秋の風情が深まってきています。
ナビゲーターはササユリでした。