キノコがたくさん(ササユリがナビゲートします)
湯来でキノコといえばマツタケでしょうが・・・、
うちの裏山には出ません。
そのかわり、
毎日のようにドウシンタケが出ています。
色は灰褐色ですが、
かたちは7月18日のブログで紹介した
真っ赤なタマゴタケに良く似ています。
タマゴタケよりもしっかりしていて、
夕方になっても身はくずれません。
ちょっとぬめりがあって美味しいですよ。
傘の粘りと細かい放射状の模様、茎の模様、
ツバと袋状のツボなどで判断できます。
でも、
クロタマゴテングタケ、コテングタケモドキ、
ツルタケダマシ、タマゴテングタケモドキなど、
良く似た毒キノコがあるので、
はっきりとわからなかったら
食べないでくださいね。
ホコリタケの仲間もたくさん見られます。
出たばかりは、小さな白くて丸いキノコですが、
成熟すると変色し、
てっぺんに穴が開いてそこから胞子が出てきます。
ホコリが出てくるように見えるのが名前の由来です。
変色する前の白い幼菌は食べられますが、
好んで食べる人はあまりいませんね。
分類はむつかしくて、写真のキノコも本当の名前を知りません。
いちばん普通に見られるのは、
灰褐色に変色し暗褐色の粒々で覆われるホコリタケ。
キツネノチャブクロとも言います。
昔の子供たちは、
これを見つけると、ポンポン踏んづけて
茶色の胞子が煙のように噴き出てくるのを楽しんでいました。
胞子はやけどや切り傷の薬だといっていましたが、
どうなんでしょう?
細いイソギンチャクを思わせるのはサンコタケ。
握り手の両端に、
三叉の剣をあらわす突起がついています。
突起が一本だったら独鈷、
五本だったら五鼓、七本だったら七鼓です。
サンコタケは普通は三本ですが、
写真のように四本だったら
ヨンコタケなんでしょうか??