モミ(ササユリがナビゲートします)
12月はクリスマスのシーズンです。
ケヤキにイルミネーションを飾ったり、
ヒマラヤシーダを使うこともありますが、
クリスマスツリーは、やっぱりモミ。
秋になると、
真ん中の芽と、その脇に2つの芽がついて、
それが春に伸びて、
その先端に3つの芽がついて・・・。
順に育った様子が、わかります。
モミはマツ科ですから、
マツの成長とも似ています。
門松に使うのも、
先端は3本に分かれていますね。
モミの葉の先端を見ると、
わづかに2つに分かれていて、
マツ科だと納得できます。
クリスマスは、
ユールの祭りが取り入れられたものとか。
ユールは冬至に近い満月のころの祭りだそうです。
今年の冬至は12月22日(水)。
満月は12月21日(火)。
すっかり落葉したオークの林の中で、
緑を保っている樹を、
生命の元と考えたようです。
それは、
モミだったり、ヒイラギだったり・・・
ヤドリギ枝を飾るのもそうですね。
ヤドリギの下に立っている乙女に
キスをする習慣って・・
ちょっとドキドキしませんか??。
冬至のころ、
弱った太陽を力づけるために、
盛大に火を焚く習慣もあって、
太い樹を伐ってきて、
1週間ほど焚きつづけるそうです。
そうそう、
横たえた樹をかたどった
「ブッシュ・ド・ノエル」という
ケーキもありますね。