カンアオイ(ササユリがナビゲートします)
寒の入りが1月6日。
一番寒い季節になりました。
雪の下から
カンアオイが顔をのぞかせています。
カンアオイの仲間なのですが、
くわしい分類は、
花を解剖してみないとわかりません。
冬でも生育しているので「寒葵」。
でも・・・。
カンアオイの仲間には、
冬に葉を落とすものもあります。
その代表がフタバアオイ。
「この紋所が目に入らぬか!」
で有名な
「印籠の御紋」
の
葵がフタバアオイです。
上賀茂神社の葵祭りに飾るのもフタバアオイ。
http://www.kamigamojinja.jp/matsuri/
葵祭りは
源氏物語にも出てきますね。
ところで、
ギフチョウってご存知ですか?
氷河期から生息してきた
日本列島特産の蝶です。
「広島県の蝶類図鑑」に
くわしい説明があります。
http://ww4.tiki.ne.jp/~quercus/douga/butterfly/gifucyou.htm
生育環境の変化で個体数を減らし、
レッドデータブックに載るようになりました。
ギフチョウは
常緑カンアオイの仲間に
卵を産みます。
葉の裏で冬を越して、
かえった幼虫は
カンアオイの葉を
餌にします。
カンアオイも個体数を減らしていますが、
湯来には
まだひっそりと生育しています。
ギフチョウは・・・
??