クロモジ(ササユリがナビゲートします)
1月16日のブログ「雪の中で」
でも紹介したクロモジが咲きました。
羊羹などに添える
高級な楊枝を、
黒文字と呼びますね?
独特の香りが強くなるように、
樹皮をつけると言います。
そうそう!
江戸時代には、
朝早くから、
ヤナギやクロモジの
枝の先を叩き潰した物を
売り歩いたと聞きました。
「房楊枝」
と呼ぶのだそうです。
房楊枝といっしょに、
粗塩とハコベの蒸し焼きを
粉末にした物も
売っていました。
房楊枝に、
ハコベの粗塩をつけて、
歯磨きすると、
歯茎が締まって
歯槽膿漏の予防に良いそうです。
なるほど。
楊枝の「楊」は、
ヤナギのことですね。
クロモジを使うのは、
口の中がスッキリするからでしょうね。
クロモジに似ていて、
若い枝が緑のものを、
アオモジと呼ぶようです。
クロモジでは、
葉と花が同時に出て、
アオモジでは、
葉が出る前に花がつく
という説明もあります。
この花も、葉は出てないし、
幹は緑ではないのですが、
枝が緑なので、
アオモジかもしれません。
周りには、
まだ蕾の木も、
たくさんあります。
ナビゲーターはササユリでした。