山あそび(ササユリがナビゲートします)
あたりには
春の山の薫りが
ただよっています、
湯来では、4月3日に、
大勢で山に出かける風習が
あったそうです。
「節句」と呼んでいたようなので、
旧暦の3月3日の「桃の節句」を、
月遅れで祝っていたのでしょう。
わが国では、春になると
「山あそび」と称して、
弁当を携えて野山にでかけ、
一日を外で遊ぶ習慣があったようです。
「野あそび」「野駆け」とも呼ばれていました。
これから農作業を始める前に
山の神様を迎えに行く
行事だったようです。
万葉集に出てくる筑波山の歌垣とも
関係があったのではないかと
愚考しています。
この山遊びは、場所によって、
3月3日のこともありますし、
3月4日のこともありました。
4月8日の潅仏会(花祭り)のことも
あったようです。
「お花見」も、
同様の風習が起源といわれています。
揺れています。
これからの季節、
加下渓谷や
石ヶ谷峡を散策するのも
楽しいでしょうね。
湯ノ山の枝垂桜だけでなく、
山遊び・野遊びにも、
ぜひ
湯来までおでかけください。
ナビゲーターはササユリでした。