コウヤボウキ(ササユリがナビゲートします)
実が開いて、
種が散らばっていました。
穂をつけています。
天候が良くないのですが、
中には
穂が開いているものもありました。
以前、
正倉院の御物に、
子日目利箒(ねのひのめとぎははき)があって、
その材質がコウヤボウキだったという話をしました。
平安時代になると、子の日に
「小松引き」の行事があったようで、
上賀茂神社では、
燃灯祭(ねんとうさい)として伝わっています。
正月最後の乙子(おとね)の日の行事で、
野に出て根のついた小松を引き抜いて、
燃灯草(コウヤボウキ)を添えて神前に供えるそうです。
旧正月ですから、
新暦では2月でしょう。
そのころは、もう綿毛も散っていますね。
ハナイバナを見つけました。
ナビゲーターはササユリでした。