ダイモンジソウ(ササユリがナビゲートします)

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広島藩のおかかえ絵師

岡岷山(おかみんざん・びんざん)が
湯の山温泉を訪れたのが
寛政9年8月24日。
新暦になおすと
1797年10月13日。

写真は、

葛原(つづらはら)の
ダイモンジソウです。

去年11月11日のブログ
「雪模様」で書いたのですが、
http://blog.livedoor.jp/tonarino_satoyama/archives/51752749.html
ダイモンジソウの雅名は「雪模様」です。

その記事で
「かとう蘭」は、ダイモンジソウではないかという、
当NPO理事の佐々木章さんのご意見を紹介しました。
 
「『道の邊り、くハとう蘭、雪もやう美しく花咲り』という記述は、
(別名のとおり)『雪模様のように美しく咲いている』
と読めて、文章が落ち着く」というものでした。

そこで、
岷山が歩いた10月中旬に
ダイモンジソウが咲いているのを確かめるために
葛原に行ってみました。

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みごとに咲いていました。

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以前、佐々木さんは

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花の形は「火」にも似ているので、

「かとう」は「火頭」かな?
と言っておられましたが、
このたび伺うと、
「火灯(瓦灯)」かも知れない
とのことでした。

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「瓦灯」
(財)日本のあかり博物館

http://www.nihonnoakari.or.jp/index.htm

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瓦灯から漏れる明かりを
イメージしたのでしょうか?

sasa

ナビゲーターはササユリでした。

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