ウグイスはまだかな?(ササユリがナビゲートします)
ウグイスカグラの実が
熟してきました。
ホトトギスやカッコウの声が聞こえます。
ときおり、ウグイスの声を聞くときもあります。
「托卵(たくらん)」ってご存知ですか?
相手の巣に自分の卵を産んで相手に育てさせるものですよね。
ホトトギスはウグイスに
カッコウはモズやウグイスに托卵させます。
そのウグイスの好物が
ウグイスカグラだそうです。
ウグイスがやってきて右や左についばむ姿が
「神楽をまっているようだ」
・・・というのが
名前の由来です。
長い柄の先に赤い実がついて
かわいいでしょう?
口に含むと
甘くて美味しいのですが、
ウグイスが気付いてやってくると
すぐになくなってしまいます。
まだ気付いてないのかもしれません。
それとも、
もう少し熟するのを
待っているのでしょうか?
ウグイスカグラの
長く伸びた若枝を見てください。
二つの葉の付け根に、
かわった形のものが着いていますね。
葉の根元に着く托葉(たくよう)が
くっついて茎を取り囲んだものです。
「葉間托葉」と呼ばれます。
これは葉が落ちたあとも残るので、
冬になると目立ってきます。
托卵をうけるウグイスが好む
ウグイスカグラに
托葉がついている・・・。
なにか
不思議です。
ナビゲーターはササユリでした。