明日は、1月7日。 湯来で春の七草をめぐる冒険!!
こんばんは。
したたかです。
明日は、七草の日。
七草粥を食べる日です。
せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ
すずな すずしろ これぞ春の七草。
と、今からウン十年前、
ぴかぴかの高校一年生だったボクは
国語の先生から、とてもしたたかに、
教えていただきました。
そして、もちろん中間試験には
春の七草を書きなさい!
という問題が出ました。
そんなこともあり、
春の七草を朗々と言えるんですが
実際、それを自分で摘んで、
1月7日に、食べたことなんてありませんでした。
いつも、近くのお店で買った「七草セット」(300円?)で
七草粥を食べていました。
たまたま、
柳宗民の「雑草ノオト」を読んでしまい
今年は、自前で調達してみるか!
となりました。
ですが、さすがに自力で全部見つけるのは、
たぶん無理だろうと、
早くも他力本願を決め
近所にお住まいの方に無理を言って
七草ハンティング、スタート!!
いきなり見つかったのが、
ほとけのざ。
和名はタビラコ。別名はコオニタビラコ。
ほとけのざ、って言うと
こちらを思い浮かべてしまいますが
まったくの別種。
ホント、まぎらわしいと言うか…。
正直に言うと、最初に見つけたタビラコ、
じつは、オニタビラコ。
地域によってはこのオニタビラコを
タビラコの代わりに使うとか。
ということは、まだ一草も見つかっていないということに。
そのオニタビラコのそばで簡単に見つかったのがこちら。
はこべら。
和名はハコベ。別名はヒヨコグサ。
我が家に、はびこっていたこの草を、
「飼ってる鳥が、この草を好きなんですよ」
と、摘んでいった方もいました。
「雑草ノオト」によると、
このハコベの葉を乾かして粉にしたものに
塩を混ぜて歯磨きに使ったらしく
「はこべ塩」と言ったとか。
著者も一度試してみようと思ったそうですが未だ、だそうです。
そばにこんなのも。
葉はちょっと、ごぎょうに似てますが
花が、ぜんぜん違います。
こちらは、冬しらず。
ほんと、冬だと言うのに
寒さにも負けず、花をつけています。
もちろん、春の七草ではありません。
そして、
なめこ、が。
もちろん、キノコなので
春の七草ではありません。
しばらく歩くと、水路に
せり。
その横には、クレソンもありました。
ふたたび、てくてく。
なずな、発見!
別名はペンペングサ。
この写真だと、
ぜんぜんわかりませんが
種の形が三味線を弾く時に使う
バチの形に似てるから、
だそうです。
ただいま、季節は冬なので、
たいていのなずなは
こんなカンジでロゼット状態。
しばたく、すたすた歩くと…
ビワの花が咲いていました。
この花が実を結び、あの美味しいビワに…
と、思ったんですが、
「花は咲くけど、ここらへんじゃビワの実まで
いかないんですよね~」
でも、あちこちにビワの樹。
なぜに、ビワっと思ったんですが、
ひょっとして、ビワ茶を作ろうと思って
植えられたのかも、という結論に。
そうか、ビワ茶か。
また楽しみが増えました。
VIVA! VIWA!!
つぎにああわれたのが
すずしろ。
大根です。
七草ハンティングにお付き合いいただいた方の畑で発見!
そして、
すずな。
カブです。
こちらも、その方の畑で。
しばらく歩いたんですが
結局、一草見つからず(正確には二草)。
その一草は、ごぎょう。
和名はホウコグサ。別名はハハコグサ(母子草)
「雑草ノオト」によるとこのごぎょうは
正確には、おぎょうと発音するとか。
まずまずの成果で、
ひとまず、七草ハンティングは終了。
湯来特産品市場館で8日から始まる
新春お年玉フェアのプレゼントの
必勝!合格お守りに使うヤマコウバシ
(詳しくは、本日のブログ
「湯来特産品市場館は、がんばる人を応援します!」を
ご覧ください)の葉っぱを集めたり
あれこれして家に帰ると…
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ごぎょう。
まぎれもなく、ごぎょう。
こんなとこに、ありました。
わが家の庭に。
感動の余り、ちょっと画像がぶれています。
ホント、灯台元暗し。
これで、明日の朝はめでたく七草粥です。
来年は、タビラコもどきのオニタビラコじゃなく
本物のタビラコを見つけます!
では、また。