湯来で、麦踏み!
したたかです。
突然ですが、
皆さん、「麦踏み」ってしたことがありますか。
そう言えば、麦踏みってしたことないなぁ
と、先日急に思い立ち、
湯来町で、麦踏をさせていただけるところは
どこかないものか
と、うろうろ。
カフェ・べーカリー「BAKURO」(麦浪)に伺うと…。
残念。
写真だけでも、と畑に伺いました。
「BAKURO」で出されるパンは、
湯来で育てた麦で、毎朝その日の分だけつくられます。
この成長中の小麦が、パンになっていただけいるのは
7月ごろから。
すくすくと元気に育ってください、小麦くん。
BAKURO(麦浪)
住所:広島市佐伯区湯来町伏谷656-1
TEL:0829-86-0883
営業時間:10:00~18:00
定休日:月曜日
「BAKUROU」を後にし、
湯来ロッジ方面に向かって歩くと
右手に「蛍の宿」の看板。
ここにも麦が。
さっそく、「蛍の宿」の会長の上原さんを訪ね、
あのぉ~、麦踏みをやらせてもらえませんでしょうか…。
「ああ、2月に終わったんよ」と。
またまた、残念。
「蛍の宿」では毎年、11月3日を麦の種を蒔く日
とされているそうです。
「文化の日で祝日じゃけぇ、休みの人も多いし、
忘れんでしょ」と。
昨年、11月3日に種を蒔かれた麦が
ただいま、ここまで育っています。
この麦は、小麦ではなく実麦とか。
「この実麦が、蛍かごを作るのにええんよ」。
麦わらは蛍かご作りの材料に。
そして、実は、麦味噌作りの材料に。
蛍のシーズンになると、
「蛍かごづくり体験」(500円)ができます。
その様子は
こちらの、動画をどうぞ。
↓
htt
p://blog.livedoor.jp/tonarino_satoyama/archives/51450990.html
体験は毎年、6月20日ごろから。
金曜日・土曜日の夕方からと、日曜日の昼間。
会場は「蛍の宿」の麦畑の側にある
「伏谷文化センター」。
ところで、なぜ麦踏みをするのか?
「麦を踏むとね、根が張って、元気な麦になるんよ。
わたしらが子どものころは、麦畑もここらには多かったんよ。
よお麦踏みをやったもんよ」と上原さん。
「麦は踏まれて強くなる」
て、ことなんですね。
この麦、5月のゴールデンウィークのころになると
穂も出て何とも言えない
輝くような青々とした麦になるんだとか。
今年も蛍はたくさん飛びますかねぇ、と向けると
「今年もね、カワニナが多いんよ。
じゃけぇ、たくさん飛ぶよ、蛍」
蛍のエサでもあるカワニナが多いということは、
今年もたくさんの蛍に逢えそうですよ。
6月終わりごろが、早くも楽しみです。
蛍かごを手に上原球樹さん(左)、上原栄子さん(右)。
球樹さんが持つ巨大蛍かご(風鈴つき)に驚いていたら
「まだまだこれよりゃ~、大きいんもあるんよ」と。
子どもがすっぽり中に入るくらい、だとか。
こんど、見せてくださいね。
と、お願いして帰りました。
あ、そうそう。
湯来には自家製パンが食べられるお店が
数軒あるんですが
そのパンをボクが食べ歩くという
うれしい企画(自費、ですが)、
『湯来パン!!』(仮称)が、間もなく始まる予定です。
ボクも楽しみです。