湯来の隠れ家カフェ。 「野草庵」でのんびりお茶とお菓子でも。
したたかです。
知る人ぞ知る、湯来の隠れ家カフェともいえる、「野草庵」に行ってきました!
以前は、春から秋までの日曜日・月曜日限定のカフェでしたが、カフェの店主にかわいい赤ちゃんが生まれ、育児などのため、現在は予約制のカフェになりました。
事前予約をしておじゃましました「野草庵」。
入口に植えられたシンボルツリーは桂。
秋になると、黄葉して、近くを通るだけで、なんとも甘い香りがするんだそうです。
おじゃましたのは、8月の始め(すいません、8月の終わりになってUP!しています)。青々とした緑の葉が涼しそうに揺れていました。
自宅を改装して作られた「野草庵」の玄関入口には、雰囲気のある鐘が置かれていて、これをガランガランと鳴らして、入ります。
玄関を上がると、「暮らすうつわと種まきのうつわ」展が常設された素敵な空間。
展示された器は買い求めることもできます。
カフェの店主、森川さんは陶芸家でもあります。
展示ルームを通り過ぎ、落ち着く和室が喫茶室。
ローテーブルの席と窓側のテーブル席があります。
メニューはひとつ。
「本日の甘味とお茶のセット」。
今日は、赤じそシャーベットと水だし緑茶。
渋みもないすっきりしておいしい緑茶でした。
シャーベットはもちろん、地元湯来の砂谷牛乳。
シャーベットの上には、手製の梅シロップをつけた梅肉をのせて、赤じそシロップがかかっています。
素朴な懐かし味がこの湯来の喫茶室にマッチして、おいしくいただきました。
本でも読みながら、ときにはのんびり庭を眺めながら、いただくのもいいでしょうね。
古いマッチ箱がさりげなく置かれていました。
森川さんのお父さんのコレクションで、実家にはたくさんあるんだそうです。
いまでは、まず見かけなくなったお店のマッチ箱。
そのマッチ箱を見返しながら、昔そのお店を訪ねた時のことを思い出したり…。
ちいさなマッチ箱は、すっかり忘れていた思い出を、うまく引き出してくれる役割
りもあるんでしょうね。
そういえば、ボクも(タバコをまったく吸わないのに)、お気に入りのお店や図柄が楽しいマッチ箱を集めたことがあります。
無類の整理ベタなので、そのマッチ箱は、いまではどこに行ったのかさっぱりですが。
ひとつ気になるマッチ箱がありました。
僅かな掛金、大きな保障
お店のマッチ箱にしては、なにやらすごい!どこのマッチ箱だろ、これ?
住友生命。
昔は(と言っても、いつ頃のことかさっぱりですが…)、保険会社もPR用にマッチ箱を作っていたんですね。
ちょっと、話がそれましたが、湯来の隠れ家カフェで、静かにのんびりした時間をおいしい甘味とお茶をいただきながら、過してみませんか。
個人的には、やさしい雨が降る日だったりすると、さらにいいような気がします。
予約制の「野草庵」では、陶芸体験もできます。こちらも、予約制。
こんど、予約して体験してみたいと思います。
では、また。
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野草庵
住所:広島市佐伯区湯来町伏谷1790 地図は、 こちら!
営業日:要予約制
営業期間:春から秋まで 午前11時から夕暮れ時まで
TEL:0829-83-1711