2015 湯来のホタル情報!! ⑳ 湯来で、ホタル感傷な「なごりホタル」はいかがでしょうか。
したたかです。
やっと夏らしい日になった昨夜(7/24)、一週間ぶりにホタル観賞に行ってきました!
向かった先は、前回と同じく、湯来温泉ホタルロード!
まずは、チャリで湯来温泉旅館街入口まで。
空には、半ぶんの月(写真では、そうは見えませんが…)。
湯来温泉旅館街の入口にチャリをとめて、
2015年ホタルウォーク!も、これが最後ねと、
ちょっとセンチメンタルになりながら、
歴史を感じさせる「歓迎 湯来温泉」看板の前で、
時計を見ると、ただいまの時刻は、夜の8時3分。
では、行ってきます!2015年最後のホタルウォークへ!
いまは、夏。季節外れのホタルは、まだ飛んでいるのか?
半信半疑で、湯来温泉ホタルロードのスタート地点に到着。
いつもは、6月末の「湯来温泉ホタルまつり」が終わって一週間後あたりが最後のホタルウォークとなるんですが、今年は、例年よりホタルが長く飛んでいるということもあり、ついに、ここまでホタルネタをひっぱってしまいました(今回で、20回目!)。
温泉旅館河鹿荘を過ぎたあたりから、ホタルが飛び始めるんですが、さすがにもう無理かなあ、と思っていましたら…、
ホタルがふわりと飛んでいるでは!!
まだ、いるんですね。ホタル。
もちろん、ホタル飛翔ピークは過ぎているので、うわあ~!! と、感嘆するほど飛んでいるわけではないんですが、まあ、ホタルロード全体で、せいぜい10匹ぐらいかな、と、歩く前の期待値が低かったので、その数には驚きました。
そうそう、はるか昔。「なごり雪」っていう歌がありました(ご存じでしょうか?)。
イルカっていう歌手が、この曲をカバーして大ヒット!しました(調べてみたら1975年のことでした)。
「なごり雪」ならぬ、湯来の「なごり蛍」を見ながら歩く、最後のホタルロードウォークは、やっぱりセンチメンタルジャーニー(プチ!)になってしまいますね(蛍を愛でる人は、いまはだれももういないし)。
全長1.8kmのホタルロードの終点まで歩き、ふたたび来た道をてくてくと。
こちらの看板のところまで、戻ってきました。ただいまの時刻は、夜の8時53分。
それにしても、今年は何度、このホタルロードを歩いたんだろう?
もちろん、過去最高なんですが、たぶん、10回ちかく歩いたんじゃないでしょうか(ん?もっとか?)。これも、湯来にたくさんホタルが飛んでくれたおかげです(そして、長く)。
ありがとう、ホタル!ホタルに感謝!
これにて、「2015 湯来のホタル情報!!」は終わりとなります。
来年もまた、「湯来のホタル情報!!」をおとどけしますので、お楽しみに!
そうそう、先日、湯来の図書館「湯来河野閲覧室」でこんな雑誌を借りました。
この雑誌をめくってみると…、
0.5ミリくらいの小さな卵はうすい黄色で、くらいところではぼんやりと光って見えます。
うみつけられて1~2週間ほどすると、だんだんと卵が黒ずんできて、中の幼虫のもようがすけて見えるようになります。
翌年の4月中ごろの雨がふりそうなあたたかい夜、3センチほどに育った幼虫が、光りながら川からつぎつぎに上陸していきます。ホタルは、幼虫も光るのです。
ぼくはふしぎに思うことがありました。
光る生きものは敵をだましたり、獲物を引きよせたり、交尾のあいての気を引いたりなど、何か目的があって光るはずです。
なのになぜ、ホタルは交尾に関係ない幼虫や卵のときから光るのか、という疑問です。
うおおっ!ホタルは卵や幼虫のときから光るんですね!!!
見てみたい!!!!!!!!!
たった今、「2016 湯来のホタル情報!!」の始まる日が、ほぼ決定いたしました!
来年の4月中ごろの雨が降り出しそうなあたたかな夜。
その日から、始めてみたいと思います。
今回借りた、この雑誌。
ポイ!と読み捨てるには、もったいないおもしろさとふしぎがたくさん詰まってます。
こんど、街にでたときに、バックナンバーを探して買ってみますね。月刊「たくさんのふしぎ」6月号 川のホタル 森のホタル。
では、また。