湯来パン!! ~パンを訪ねて三千里。正確には9.039里~ しんた屋編 その⑤
こんにちは。
したたかです。
さて、「湯来パン!! パンを訪ねて三千里。正確には、9.039里」
「しんた屋」編、最終回。
オープン当初はパンの種類も少なかった「しんた屋」さんですが
今では、一日約30種類の焼き立てパンがお店に並びます。
メニューも二ヶ月に一回作り直し、
そのたびごと8~10種類の新作やリニューアルパンが登場。
新作パンを考えるのは、ゆかりさんの担当。
「毎回、新作パンを考えるのは大変だけれど、楽しい時間です」
と、ゆかりさん。
特に、毎回新作を作るスコーンは、
苦楽しい(くるたのしい)そうです。
一個90円の値段を上げず、これまで作られたスコーンは数々。
シリアルヨーグルトスコーン、ブルーベリースコーン、
紅茶のスコーン、キャラメルスコーン、オレンジスコーン、
紅茶とイチジクのスコーン、などなど。
人気商品のひとつでもあるようで、すぐ売り切れることも多いとか。
実際、うかがった日に出して頂いた
シリアルヨーグルトスコーンがおいしかったので、
買って帰ろうとすると、すでに売り切れになっていました。
二ヶ月に一回変わるメニュー表作りの担当は
ゆかりさんの高校三年生の娘さんの沙也さん。
季節に合わせたイラストがメニューを華やかにしてくれます。
いいですね、イラストが描ける娘さんがいて、と向けると、
「できあがったイラストに、ダメ出しをしたこともあるんですよ」
と言って見せていただいたのが
幻のボツメニュー表。本邦初公開。
男の子の背負っているランドセルや学生服の色目が暗い、
というのがボツ理由。
そして、書き直して採用されたのがこちら。
確かに四月のうきうきと華やぐ感じがよく出ています。
ちいさなかわいらしいショーケースの中に並ぶおいしそうなパン。
どれにしようかと迷う時間も楽しいですね。
パンにはなるべく、地元の食材をと、
地元砂谷牛乳を使われています。
そして、雨の日は、パンが10%引きになるという
うれしいサービスもあります。(※食パン・ジャムを除く)
チーズパンとリンゴとブルーベリーのパン。
チーズがたくさんチーズパン。
りんごとブルーベリーのパン。
枝豆チーズと黒ゴマ豆パン。
黒ゴマと黒豆が入った黒ゴマ豆パン。
枝豆とチーズが入った枝豆チーズ。
もっちりガーリック。
毎週火曜と金曜日に、必ず誘い合わせて
歩いてパンを買いに来てくれる、団地のおばあちゃんたちや
150円を手に握りしめて、
お気に入りのパンを一個買っていく、団地の子供たち。
地域の人に愛されるパン屋さんになりたい、
と語るしんた屋さん。
その夢に、確実に一歩一歩近づいているようです。
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手作り工房 しんた屋
住所:広島市佐伯区杉並台5-2
TEL:0829-86-2523
営業時間:11時~18時30分
定休日:日曜・月曜
さて、
次回の「湯来パン!! パンを訪ねて三千里。正確には、9.039里」。
訪れるパン屋さんを決めようと
例によって、NPO事務局の廣田さんに
サイコロを振ってもらいました。
出た目は
ピーターパン。
二週間以内にてくてく歩いてうかがいます。
ピーターパンさんへ。