木枯らしを待って(ササユリがナビゲートします)
大国主の命が
(大黒様と混同されたりもしますが)
因幡の白兎に教えたという
伝説のガマの穂綿。
写真はコガマの穂です。
もう少し寒さが増したころ、
固い竹輪?のような穂が
ほころびて、
ちぎれた綿のように
北風に飛ばされます。
今はフサフサしていますが、
寒風にさらされると
綿毛が吹き飛んで、
さみしい姿になりますね。
春に出る若芽を折り取ると、
中央に穴があいていて、
ポンと音がするところから、
スカンポ
とも呼ばれるイタドリ。
この種も翼がついていて、
風に飛ばされます。
長い毛をつけた種が
風で飛ばされます。
ぶら下がった実からも
種が落ちて、
風で運ばれます。
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それぞれの植物たちは
分布を広げるために、
木枯らしを
待っています。
ナビゲーターはササユリでした。