春ですが、「秋華」。 湯来の新鮮野菜がサーモンに巻かれて???
こんにちは。
したたかです。
広島県の名勝、「石ヶ谷峡」で野菜作られている
能見さんの畑におじゃましました。
能見さん、湯来ロッジ前の
湯来特産品市場館の出荷者のひとり。
湯来町で野菜を作ることは、猿との戦いでもあります。
ましてや、このロケーションではなおさら。
畑は電気柵で囲われています。
電気柵を開けていただき、中に入ると…。
うわっ!! ヘビ!!!
と、慌てましたが、
よく見ると、おもちゃのヘビ。
「これ、なんでこんなとこに…??」
「あっ、これ? 猿対策」と、能見さん。
「ええっ!? これ見て、猿って去るんですか??」
「わからん。効くかと思って置いとるんよ」
ははは、そうでしたか。
そして、今度は
網、発見!!
「これで、猿を追い払うんですか??」
と、バカなことを聞くと
「これで、ちょうちょを捕まえるんよ。
うまいよ~、捕まえるの。
子どものころ、よく、ちょうちょをおっかけたからね」
と、網を振り回す手つきがプロ。
多い日には、20~30ぴきは捕まえるそうです。
「さっき、湯来特産品市場館にこれを出してきたよ」
「菜の花ですね。何の菜の花ですか?」
「これはね、菜の花を採るために作られた食用菜の花。
『しゅうか』っていう品種」
「ん?しゅうか…。なんて書きます?」
「季節の秋に、中華人民共和国の華!」
「ん?『中華』?? ああ、『秋華』ですね」
「酢味噌で食べるとおいしいんよ。生でもイケるよ。
サラダにしてもいいんじゃけぇ」
と、秋華をポキッと折って
「食べてみんさい!」
モグモグ。
「あっ、ホント生でもイケますよね。」
モグモグ。
湯来特産品市場館に出荷された
『秋華』を買った、
西村さん(写真右)。
湯来温泉街で「かわせみ」という御食事処をやられています。
どうやら、明日のお弁当のおかずの一品になるようです。
「地元の野菜は、採れたてでおいしい」
と、地元野菜を中心に作られるお弁当は
湯来特産品市場館でも人気です。
で、出来あがったお弁当がこちら。
あの『秋華』は、湯がいてサーモンで巻かれてました。
このお弁当、550円。
湯来温泉の桜も、間もなく咲き始めます。
桜を愛でながら、きらきら光る水内川のそばで、お弁当。
なんていうのも、いいかと。
コンビニエンスストアのお弁当も、おいしいでしょうが
おばあちゃんたちがおいしくなれ~と作った
愛情いっぱいのお弁当も
もちろん、おいしいですから。
ぜひ、湯来ロッジ前の湯来特産品市場館を覗いてみてください。
湯来の手作り弁当、田舎ずし、巻きずし、ちらし寿司…。
が、待ってますから。
では、また。