開けた林の中で キンランが咲きました。ほら！ ここにも。 まとまって 咲いているのも ありました。 花の構造を見ると ランの仲間だと わかりますね。 ツボミです。 花の下側に 突起があるでしょう？ 距（きょ）といいます。 […]

カヤランに 花が着きました。 ナラ枯れ病が出て 伐り倒した 太いコナラに 着床していたものです。 小さくても ランの花。 葉は、 針葉樹のカヤに 似てますね。 マユミの仲間の ツリバナにも 花が着いています。 隣には、 […]

クロモジが葉を伸ばし、 桜がすっかり散ったころ、 山腹のところどころで、 白い花をつけた木を見かけます。 ザイフリボクです。 白くて長い花弁が 風にそよいで 全軍を指揮する武将が 采配を振っている様だというので 采振木。 […]

名残の桜の季節。 コバノミツバツツジも満開です。  四つ葉を突き抜けたような ウグイスカグラ。 釣鐘型の花も 残っていますが 花が落ちて かわいい実の赤ちゃんが 顔を出しました。 これなど、 少し大きいですね。 […]

ときおり花冷えを感じる日もありますが 「山笑う」季節がやってきました。 クロモジも 花盛り。 青空に向かって 枝を伸ばす コウヤミズキ。 花房が伸びてきました。 簪（かんざし）のような キブシ。  ツボミにも見 […]

桜の便りとともに、 シュンランが 咲き始めています。  「ジジババ」と呼んで 子供の遊び相手です。 ウグイスカグラも 咲き始めました。 ひと月もして、 小さなルビー色の実が垂れ下がると、  これを目当 […]

谷筋のアブラチャンが 花を着けています。 黄緑色の 目立たない花です。 雌雄異株でこれは雌花。 葯も見えますが 花粉はありません。  昔はこの木が実をつけるころ 蒸して油をとったといいます。 アブラチャンはクス […]

そよ風に乗って ふっと漂ってきたのは ヒサカキの香り。  開花が始まっていました。  小さな釣鐘型のかわいい花です。 こちらでは、 ギザギザ（鋸歯）のある葉をつけた枝を 「さかき」と呼んで神様に使う風 […]

寒さが遠のいて アセビの開花が始まりました。 陽だまりのシュンランも 花茎を伸ばしています。 ほら、ここにも！ たくさん出ていますね。 これなど、 ずいぶん膨らんできてますね。 小さいうちは寒さに強いのですが、 大きくな […]

啓蟄を過ぎても まだ寒いですね。 ヒサカキも すでにツボミはついていますが まだ匂いませんね。 葉にかくれて、 ツボミは ずいぶん大きくなって 群がるように着いています。 ２週間もすると咲き始めて、 むせかえるような 香 […]